
Mitsurugi
プロクテル・ジャーナリスト

MJ
ArchiveZeroの零落溶解師

Hakuryu
記録省特別捜査局の零落溶解師

The Hand
多重の記録犯罪により指名手配中の零落溶解師
閉塞する零落社会
ご覧の通り、ジャパン人口に占める零落民の割合は記録零落から36年を経た今も大きくは改善されていない。そしてプロクテルバーを運営できる溶解師の数は限られており、各都道府県から最低でも一人の溶解師が失踪したことがその理由の一つだ。R.F.R.計画の進行によってバー構造は回復傾向にあるが、それを運用・理解できる“人間”は常に枯渇している。
つまり、構造は増え、操縦者がいない。これは崩壊の序章だ。そして記録溶解犯——いわゆる“記録を燃やす者”の数は、大幅に増えている。
零歴2000年において記録は一度落ちた。だが2036年、今この瞬間、記録そのものを“拾おうという意識が薄れてきている”。
——これが、現在地だ。